普通の毎日

東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

とても大きな地震、予想できなかった高さの津波、一瞬でたくさんの大切な命を奪っていった。

その人は、その朝もきっと来るはずの明日を思ってた。

今ここにある普通の暮らし、普通の毎日は実はとても脆く、儚いものだと知りました。

ありきたりで特別じゃない、いつもの暮らし。
地味で無色透明で、あることさえ忘れてしまうもの。
人は愚かだから、キラキラした夢や希望を欲しがるもの。
でも違う、本当に大切なのは普通だと思っていた今の暮らし、そんな事も学びました。
人は愚かだけれど、心を持っている。
その心には愛というものがあると思う。
その愛を自分や家族のためだけじゃなくて、少しだけ別の人にも分けてあげたいなぁって思います。
うん、きっと誰もがそう思ってるんじゃないかな。

朝、開店待ちの行列をして、やっと入れたスーパーには求めていたお米やパンは既に品切れに。
もしかして無くなってしまうのではないかという不安は私もあるし、すごくよく分かります。
でも家に何日かの備蓄がある人は、少しだけ買うのを待ってあげませんか？
一人買うのを我慢すれば、お子さんのいるお宅とか、共働きの方のお宅の１件のその日の夕食にご飯がちゃんと出るわけで。そうした少しの思いやりがきっと被災地にもつながるはず。
でも実はそんな風に言う私も、とても精神力の弱い人間だから、みんなが買っていると少しパニックになって欲しくなってしまいます。
だから、スーパーは夕方行くことにしてる。　少し冷静にお買い物ができるから。



まずはちゃんと温かいご飯を食べられること。
被災地の方に普通の毎日を早く取り戻してあげましょう。
そしてまた明日を楽しみに待てるような毎日を過ごしてほしい。



明日からきっとまた計画停電が始まりますね。
暗い中で怪我などなされませんように、いろいろお気をつけ下さい。